【エアテント革命】PLANFORTYのDICE SHELTERのメリット・デメリットを詳細レビュー
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この動画について
韓国のアウトドアブランドPLANFORTYが手掛けるエアテント「DICE SHELTER」を、ソロキャンプ・デュオキャンプを想定した視点で詳細レビューした動画です。エアテント内蔵の電動ポンプによるワンボタン設営・撤収、約11.3kgの軽量設計、キューブ型による広い居住空間といった革新的な特徴を実際の1泊2日キャンプで検証しています。メリットだけでなく、撤収時の難しさやフレーム折れアクシデント、薪ストーブ使用リスクなどのデメリット・注意点も包み隠さず紹介しています。
キャンプのポイント・コツ
- 選び方日本の寒暖差や湿度には変形しにくいポリエステル生地が最適。
- ギアTPU素材のエアフレームを選んで軽量化と高い耐久性を両立。
- 設営テント本体を地面に広げて四隅をペグダウンしてから膨らませる。
- テクニック自動設営中の待ち時間を活用して他のギア設置を進めると効率的。
- 注意点自動停止機能付きの電動ポンプで空気の入れすぎや破裂を防ぐ。
紹介ギア・グッズ
- PLANFORTY DICE SHELTER(ダイスシェルター)
- DICE SHELTER専用バッテリー(USB-C充電式)
- DICE SHELTER ルーフフライ
- ミニマルワークス シェルターG
- トウキョウクラフト テンビシェルター
動画の詳細解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
エアテントへの苦手意識を覆した革新的なシェルターとの出会い
これまで数多くのキャンプギアをレビューしてきたたろーキャンプですが、実は元々エアテントに対して強い苦手意識を持っていました。その理由は、一般的なエアテントが抱えるいくつかの決定的なデメリットにあります。まず、重量が平気で20kgや30kgもあり、持ち運びや車への積載が非常に重労働であること。そして、収納サイズが非常に大きいため、自宅での保管場所にも困るという点です。さらに、設営こそ電動ポンプを使えば楽になるものの、撤収時にはエアフレームの中にどうしても空気が残ってしまい、きれいに畳むのが困難でかさばるという使いにくさがありました。そのため、たろーキャンプのチャンネルにはこれまで様々なメーカーからエアテントのレビュー依頼が届いていたものの、「視聴者に本当におすすめできない」という信念から、すべて断り続けてきたという経緯があります。しかし、そんなたろーキャンプが「これなら使ってみたい、面白い!」と初めて心を動かされたのが、今回紹介するPLANFORTYのDICE SHELTER(ダイスシェルター)です。このテントは、従来のエアテントが持つ「重い・かさばる・撤収が大変」というネガティブなイメージをすべて払拭する画期的なスペックを備えており、まさにエアテント界の革命児と呼ぶにふさわしい仕上がりになっています。
韓国発ブランド「PLANFORTY」の日本市場に対する並々ならぬ本気度
DICE SHELTERを手掛けるPLANFORTY(プランフォーティ)は、2019年に設立された韓国のアウトドアブランドです。彼らは製品の品質はもちろんのこと、収納性や実用性の高さに徹底的にこだわったキャンプギア開発を行っており、韓国国内で非常に高い人気を博しています。たろーキャンプは、東京で開催されたアウトドア展示会「フィールドスタイル」にPLANFORTYが出展した際、ブースを訪れて担当者から直接話を聞く機会がありました。そこでたろーキャンプが最も感銘を受けたのが、彼らの日本市場に対する本気度の高さです。海外ブランドの多くは、本国で売れている仕様のまま日本で販売することが一般的ですが、PLANFORTYは日本の気候やキャンプ環境に合わせて、DICE SHELTERをしっかりと日本仕様にアップデートして導入しました。例えば、韓国モデルではナイロン製だった生地を、日本の激しい寒暖差や湿度に対応するためポリエステル製(リップストップ)へと変更しています。ナイロンは熱収縮しやすく、日本の気候では変形や縮みが発生するリスクがあるため、より安定性の高いポリエステルを採用したのです。このように、コストをかけてでも日本のユーザーに最適な製品を届けようとするブランドの姿勢に、たろーキャンプは非常に強い信頼感を抱きました。
エアテントの常識を破る軽量性と高品質TPUフレームの採用
DICE SHELTERの最大の驚きは、その圧倒的な軽さにあります。収納バッグ、テント本体、そして専用バッテリーを含めた総重量は約11.3kg(本体+バッテリーで約10.6kg、ルーフフライが約0.7kg)に抑えられており、男性であれば片手で軽々と持ち運べるサイズ感です。たろーキャンプが愛用しているポールの金属製シェルター「ミニマルワークス・シェルターG(約8.7kg)」や「トウキョウクラフト・テンビシェルター(約9.5kg)」と比較しても、エアテントでありながら重量差がほとんどありません。さらに、エアフレームの素材には安価なPVC(ポリ塩化ビニル)ではなく、高品質なTPU(熱可塑性ポリウレタン)が採用されています。TPUは軽量でしなやか、かつ畳みやすく、復元力が非常に高いため、設営と撤収を繰り返してもフレームの形状をしっかりと保持します。また、低温環境下でも硬化や亀裂が入りにくく、長期にわたる耐久性に優れているというメリットもあります。定価は134,600円と決して安くはありませんが、この高品質なTPUフレームや内蔵ポンプの技術、そして日本仕様への改良を考慮すれば、十分に納得できる価格設定であるとたろーキャンプは評価しています。
史上初!電動ポンプ内蔵による「完全ほったらかし」の超簡単設営
DICE SHELTERの最も革新的な機能が、エアフレーム自体に電動ポンプが内蔵されている点です。従来のエアテントのように、重い手動ポンプや別体の電動ポンプをわざわざ持ち運ぶ必要がありません。設営手順は驚くほどシンプルです。まず、グランドシートやテント本体を地面に広げ、四隅をペグダウンします。次に、フレームに設けられたバッテリースロットに、付属の専用バッテリー(USB-C充電式、満充電で4〜5回の設営が可能)を差し込みます。あとは、操作パネルのインフレートボタンをワンプッシュするだけです。ボタンを押すと自動的に空気が注入され、およそ4分半で自動停止します。適正空気圧である約7psiに達すると自動で止まる安全設計になっているため、空気の入れすぎによる破裂の心配もありません。たろーキャンプは、ボタンを押した後の待ち時間を利用して、コットを組み立てたり他のキャンプギアをセッティングしたりしていました。この「設営を完全にテントに任せて、自分は別の作業ができる」というタイムパフォーマンスの高さは、ソロキャンパーにとってこれ以上ないメリットです。
日本の四季を快適に過ごすための細やかな機能性とディテール
DICE SHELTERには、オールシーズンを快適に過ごすための細やかな工夫が随所に施されています。まず、夏キャンプでの快適性を左右するベンチレーションですが、フロント、両サイド、リア、さらには天井の一部に至るまで、すべてのパネルをメッシュにすることが可能です。これにより、虫の侵入を防ぎながら抜群の通気性を確保できます。また、風や冷気、虫の侵入を防ぐスカートは、外側と内側の両方に備えられたダブルスカート仕様となっています。特に素晴らしいのが、内側スカートの裏面がメッシュ素材になっている点です。シングルウォールテントであるDICE SHELTERは冬場に結露が発生しやすいですが、壁を伝って落ちてきた結露水がこのメッシュ部分から抜けるため、テント内部の床に水が溜まらない仕組みになっています。さらに、ポータブルエアコンを使用するためのエアコンダクトや、冬場に薪ストーブの煙突を通すための煙突穴も標準装備されています。天井部にはランタンなどを吊り下げられるデイジーチェーンも最初から装着されており、まさに至れり尽くせりの仕様です。
デッドスペースのないキューブ型が生み出す圧倒的な大空間
テントの形状は、サイコロのような立方体に近いキューブ型デザインを採用しています。サイズは奥行き320cm、幅250cm、高さ200cmとなっており、ソロキャンプであればギアをすべて中に運び込んでも広々としたスペースが保てます。コットを2台並べても中央に通路を確保できるため、デュオキャンプにもジャストサイズです。このキューブ型の最大の強みは、壁面が地面に対してほぼ垂直に立ち上がっているため、デッドスペースがほとんど発生しない点にあります。一般的なワンポールテントやドームテントは、天井に向かって壁が傾斜しているため、端の方には背の高い荷物が置けず、有効面積が狭くなってしまいます。しかし、DICE SHELTERは壁際ギリギリまでコットやテーブルを寄せることができ、身長182cmのたろーキャンプが立っても、テント内の大部分で頭が天井に触れることなく快適に移動や着替えができます。この圧倒的な開放感と居住性の高さは、一度体験すると抜け出せない魅力があります。
撤収の常識を変える「電動デフレート機能」と1人撤収のリアルな課題
たろーキャンプが最も感動した機能の一つが、内蔵電動ポンプによるデフレート(電動吸引)機能です。エアテントの撤収時、バルブを開けて空気を抜くだけではフレーム内に空気が残ってしまい、畳む際に膨らんで収納バッグに入らないというトラブルがよく起こります。しかし、DICE SHELTERはデフレートボタンを押すことで、フレーム内の空気を掃除機のように限界まで吸い出してペシャンコにしてくれます。これにより、従来のエアテントの最大の弱点であった「畳みにくさ」が見事に解消されています。ただし、たろーキャンプが実際に1人で撤収作業を行った際、少し苦戦したポイントもありました。DICE SHELTERをきれいに畳む公式の手順は、前後の中央を持って半分に折り、左右から1/3サイズに折ってから端から巻いていくというものですが、これを1人で行うのは風の影響もあり意外と難易度が高いです。たろーキャンプは初見での一発勝負だったこともあり、最終的に少し雑に畳んでしまった結果、新品時の状態よりも2〜3割ほどかさばった状態になってしまいました。収納バッグ自体にゆとりがあるため問題なく収まりはしたものの、1人で美しくコンパクトに収納するには、ある程度の慣れとコツが必要だと感じています。
使用中に発生したアクシデント!フレーム折れ現象の原因とリカバリー
今回の1泊2日の実戦キャンプ中、たろーキャンプはあるアクシデントに見舞われました。夜間に焚き火を楽しんでいたところ、電動ポンプが内蔵されている側のエアフレームの一部が、内側に「くの字」に折れ曲がってしまう現象が2回ほど発生したのです。たろーキャンプはこの原因について冷静に分析を行いました。考えられる要因としては、まず今回使用した個体が量産前のサンプル品であったこと。次に、設営時に左右のペグダウンを強く引っ張りすぎて、フレームに過度な負荷がかかっていたこと。そして、夜間にかけて気温が急激に下がったことで、フレーム内部の空気が収縮し、一時的に空気圧が低下したことです。しかし、このトラブルが起きたことで、逆にDICE SHELTERの素晴らしい強みを実感することになりました。通常のエアテントであれば、空気圧が下がったら手動ポンプを引っ張り出して接続し、汗をかきながら空気を入れる必要があります。しかし、DICE SHELTERなら、バッテリースロットにバッテリーを差し込み、インフレートボタンを1秒ほど押すだけで、一瞬で空気圧が復活してフレームが元通りに立ち上がります。このリカバリーの手軽さは、内蔵電動ポンプだからこそ成し得ることです。なお、ガイロープを適切に張ってフレームを外側に引っ張っておけば、この折れ現象はほぼ完全に防ぐことができます。
雨天時の注意点と、エアテントならではの薪ストーブ使用リスク
非常に完成度の高いDICE SHELTERですが、使用にあたってはいくつか注意すべき点があります。まず雨天時の対応です。本体生地の耐水圧は2000mm以上と十分ですが、天井のメッシュファスナー部分や煙突穴の縫い目からは、どうしても雨が染み込んでくる可能性があります。そのため、雨予報が出ている場合は必ず付属のルーフフライを装着して使用してください。ルーフフライの装着自体はフックで留めるだけなので簡単ですが、テント自体に高さがあるため、小柄な方は少し苦労するかもしれません。また、最も注意が必要なのが薪ストーブの使用です。DICE SHELTERには煙突穴がついており、薪ストーブの使用が想定されていますが、万が一、火の粉や煙突の熱、あるいは風による転倒などでエアフレームに穴が空いてしまった場合、テントは一瞬で自立を保てなくなり崩壊します。就寝中やストーブ燃焼中にテントが崩れ落ちると、大火災や大怪我につながる極めて危険な状態になります。特に小さなお子様が一緒のキャンプでは、誤ってバルブを開けてしまったり、ストーブに接触したりするリスクが高まるため、たろーキャンプは「エアテント内での薪ストーブ使用は、細心の注意を払うか、子供がいる場合は避けるべき」と強く警鐘を鳴らしています。万が一の故障や破損の際は、PLANFORTYの1年保証(以降は有償)により、エアフレーム部分のみを分離して交換修理することが可能です。
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