焚き火に鉄鍋吊るしておでんで酒を飲む
この動画について
秋の気配が漂う湖畔のキャンプ場で、仲間とともに焚き火に南部鉄器の丸鍋を吊るしておでんを作るグループキャンプの動画です。季節の変わり目にぴったりな温かい煮物料理をテーマに、厚揚げの甘辛煮やシシャモの姿焼きも合わせて楽しみます。火起こしはフェザースティックとファイヤースターターで行い、デイツのオイルランタンで幻想的な雰囲気を演出しています。純米酒「香取(自然酒)」を冷酒で合わせ、焚き火を囲みながら朝まで楽しむキャンプスタイルが紹介されています。
キャンプのポイント・コツ
- テクニックフェザースティックと細かい木屑を用意すると着火が確実になる。
- 料理厚揚げ甘辛煮のタレは醤油・みりん・酒を各1、砂糖8gが黄金比。
- 料理おでんの大根は皮を厚めに剥き角を面取りすると煮崩れを防げる。
- 料理練り物を入れる前に大根だけを出汁で下茹でするのがコツ。
- ギアトライポッドで鉄鍋を焚き火に吊るすとグループキャンプで映える。
紹介ギア・グッズ
- MSR アルパインストアウェイポット 475cc
- 及源 南部鉄器 丸鍋 7寸
- デイツ(DIETZ)オイルランタン
- アルコールストーブ(真鍮製)
この動画で紹介されている商品
※Amazonアソシエイトリンクを含みます
動画の詳細解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
秋の気配を感じるキャンプ場での火起こしとランタンの点灯
夕暮れ時の静かな湖畔のキャンプ場で、ALPHA TECは今夜のキャンプを開始します。日中はまだ夏の暑さが残るものの、夕方になるとだいぶ涼しくなり、周囲からは秋の訪れを告げる虫たちの鳴き声が心地よく響き渡っています。ALPHA TECは「日中はだいぶ涼しくなってきました。夜になると秋を告げる虫たちがもう鳴いています。そろそろ鉄鍋が恋しい季節でしょうか」と語り、今夜のメイン料理であるおでんへの期待を膨らませます。まずは、キャンプの基本であり最も癒される時間である火起こしの準備から始めます。ALPHA TECは愛用のシースナイフを鞘から引き抜き、手元にある薪を丁寧に削ってフェザースティックを作り始めます。ナイフの刃先を器用にコントロールし、薄くカールした木屑が重なり合う美しいフェザースティックを完成させます。さらに、着火をより確実にするため、薪の表面をナイフの刃で細かく削り落とし、ふわふわとした細かい木屑(ティンダー)を火皿の上に集めます。準備が整うと、ファイヤースターター(メタルマッチ)をナイフの背で力強く擦り下ろします。激しく飛び散る火花が木屑に命中すると、一瞬で小さな炎が立ち上がります。ALPHA TECはその火種を優しく見守りながら、細い枯れ枝を慎重に添えて火を大きくしていきます。この小さな炎をマッチ代わりに使い、お気に入りのデイツ(DIETZ)のオイルランタン2台(ブルーとグリーン)に火を灯します。ランタンのホヤの中に温かみのあるオレンジ色の炎が宿ると、キャンプサイト全体が幻想的な雰囲気に包まれ、ALPHA TECの特別な夜が静かに幕を開けます。ランタンの明かりが灯る瞬間は、いつ見てもキャンプの始まりを実感させる特別な儀式です。
アルコールストーブで作る厚揚げの甘辛煮の下ごしらえと調理
焚き火が安定するまでの間、ALPHA TECは今夜の「お通し」として、お酒のつまみにぴったりな「厚揚げの甘辛煮」を作り始めます。調理には、コンパクトで信頼性の高いアルコールストーブを使用します。真鍮製のストーブにエチルアルコール燃料を適量注ぎ入れ、その上に頑丈な五徳をセットします。次に、ステンレス製の丸型クッカーを用意し、味の決め手となる調味料を正確に調合していきます。ALPHA TECこだわりの黄金比率は、醤油 大さじ1、みりん 大さじ1、お酒 大さじ1、そして砂糖 8gです。これらをクッカーの中でしっかりと混ぜ合わせ、少し濃いめの甘辛いタレを作ります。ALPHA TECは「セミの鳴き声を聞きながらだと、もっと夏っぽいメニューの方が良かったのかなとも思いますが、やっぱり温かい煮物が恋しくなりますね」と、季節の移り変わりを肌で感じながら調理を進めます。メイン具材である厚揚げは、タレがよく染み込むように、また一口で食べやすいように、ナイフで丁寧に4等分の正方形にカットします。カットした厚揚げをクッカーのタレの中に綺麗に並べ、蓋をします。ファイヤースターターの火花をアルコールストーブに飛ばして着火すると、青い炎が静かにクッカーを温め始めます。しばらくしてタレがグツグツと沸騰してきたら、火力を少し弱めて、厚揚げの芯までじっくりと味が染み込むように煮込んでいきます。アルコールストーブの静かな燃焼音が、夜の静寂に溶け込んでいきます。
おでんの主役大根の丁寧な下処理と鉄鍋でのじっくり下茹で
厚揚げを煮込んでいる間に、今夜の主役である「おでん」の下ごしらえに取りかかります。ALPHA TECが作るおでんにおいて、絶対に妥協できない最重要の具材が大根です。「私の作るおでんは大根が主役なんです」と語るALPHA TECは、立派な大根を取り出し、フォールディングナイフを使って約3〜4cmほどの厚みを持たせた贅沢な輪切りにします。大根の皮は少し厚めに剥き、煮崩れを防ぐために大根の角を薄く削り取る「面取り」の作業を一つ一つ丁寧に行います。このひと手間を惜しまないことが、美しい仕上がりと極上の食感に繋がります。下処理を終えた大根を、今夜のために用意した重厚な鉄製の吊り鍋(鉄鍋)に入れます。鍋にたっぷりの水を注ぎ、味付けのベースとして和風だし(ほんだし顆粒 8g)を振り入れます。おでんの練り物は温めるだけで食べられますが、大根は中まで柔らかく味を染み込ませるために、長い時間をかけて下茹でする必要があります。ALPHA TECは「まずは大根だけを出汁でじっくりと煮込みます。この最初の下茹でで大根から出る旨味と出汁が合わさった煮汁が、後でおでん全体の味を驚くほど旨くするんです」と、美味しさの秘訣を明かします。木製の蓋を閉め、じっくりと熱が通るのを待ちます。
焚き火の本格的な火起こしと鉄鍋を吊るしての煮込み開始
大根の下茹でを本格的に始めるため、ALPHA TECは焚き火の火力を一気に強めていきます。焚き火台に組まれた細い薪にしっかりと火が移ったのを確認すると、今度はじっくりと熱を維持できる太い薪を数本、バランスよく追加していきます。炎が勢いよく立ち上がり、パチパチと薪が爆ぜる心地よい音が静まり返ったキャンプ場に響き渡ります。ALPHA TECは焚き火台をまたぐように頑丈なトライポッド(三脚)を設置し、中央から垂れ下がったチェーンのフックに、大根と出汁が入った鉄鍋を吊るします。鉄鍋が焚き火の強烈な熱にさらされ、鍋底からじんわりと熱が伝わっていきます。木製の蓋をした鉄鍋からは、やがて白い湯気とともに、和風だしの非常に豊かな香りが漂い始めます。ALPHA TECは「9月の大型連休などにグループキャンプやファミリーキャンプでこの吊り鍋おでんを作ったら、みんなに絶対に喜ばれると思いますよ」と、アウトドアならではの演出効果と実用性を兼ね備えたこのスタイルを推奨します。焚き火の揺らめく炎と、鉄鍋から立ち上る湯気を眺めているだけで、日常の忙しさを忘れさせてくれる贅沢な時間が流れていきます。薪の位置を調整しながら、最適な火力を維持します。
味が染みた厚揚げの甘辛煮と冷酒で相棒と至福の乾杯
大根をじっくり煮込んでいる間に、アルコールストーブにかけていた「厚揚げの甘辛煮」が最高の状態に仕上がりました。蓋を開けると、甘辛い醤油の香ばしい香りが一気に広がり、厚揚げはタレを吸って美味しそうな濃いあめ色に染まっています。ALPHA TECはトングを使い、厚揚げを木製のお皿に丁寧に盛り付け、クッカーの底に残った濃厚な旨味たっぷりのタレを上から余すことなく回しかけます。今夜合わせるお酒は、こだわりの純米酒「香取(自然酒)」。これを冷酒の状態でいただきます。ALPHA TECは木製の枡(お猪口)を2つ並べ、一升瓶から冷酒をトクトクと注ぎ入れます。枡の縁ギリギリまで注がれた透明なお酒が、ランタンの光を反射して美しく輝きます。相棒と枡を掲げて「乾杯」を交わし、冷酒を口に含みます。すっきりとした味の中に米の力強い旨味が感じられる冷酒が、喉を通り抜けていきます。続いて、主役の厚揚げを箸で半分に割ると、中までしっかりとタレが染み込んでいるのが分かります。口に入れると、厚揚げのジューシーな油分と甘辛いタレが絶妙に溶け合い、冷酒との相性は抜群です。ALPHA TECは「味はお稲荷さんの皮に近くて、少し濃いめの味付けがお酒のつまみに丁度いい。これは本当に旨い!」と、相棒と顔を見合わせてその美味しさを噛み締めます。
シシャモの姿焼きの準備とこだわりのおでん仕上げ
厚揚げと冷酒を堪能したALPHA TECは、いよいよおでんの仕上げと、もう一つの絶品おつまみ「シシャモの姿焼き」の調理に取りかかります。鉄鍋の蓋を開けると、下茹でしていた大根が柔らかく煮え、出汁を吸って透明感のあるあめ色に変化しています。ここに、用意しておいたちくわ、はんぺん、こんにゃく、じゃこ天、そして様々な練り物やゆで卵を、溢れんばかりに敷き詰めていきます。おでんの味付けについて、ALPHA TECは「教えてもらった裏技なのですが、セットに付いている出汁は使わずに、紀文のおでん汁の素だけを使った方が圧倒的に旨いらしいんです」と語り、その粉末スープを鍋全体に振りかけます。さらに、味に深みとピリッとしたアクセントを加えるため、鷹の爪1本をナイフでカットし、種を取り除いてから鍋に投入します。これが最高の隠し味になります。再び蓋をして煮込んでいる間に、シシャモの準備をします。アルミ皿に並ぜたシシャモに竹串を丁寧に刺し、全体に塩を振ります。そして、自宅で加工してきたという、串を立てるための穴が等間隔に開けられた硬くて重い丸太を焚き火台の脇にセットします。その穴にシシャモの串を1本ずつ差し込み、焚き火の熱で遠火でじっくりと焼く「炉端焼き」のスタイルを再現します。炎の熱でシシャモの脂がじわじわと浮き出てくる様子は、見ているだけで食欲をそそります。
焚き火を囲んで味わうアツアツのおでんと香ばしいシシャモ
夜も更け、焚き火の明かりが周囲を赤々と照らす中、鉄鍋のおでんとシシャモの姿焼きが同時に完成を迎えました。鉄鍋の蓋を開けると、出汁の効いたおでんの素晴らしい香りが立ち上り、具材がふっくらと煮上がっています。ALPHA TECは、おでんの具材を木製のお皿に盛り付け、たっぷりのからしを添えます。そして、お玉で熱々の出汁を注ぎ入れます。相棒の枡に冷酒を注ぎ、いよいよ実食です。まずは、時間をかけて煮込んだ主役の大根からいただきます。箸を入れると、力を入れずともスッと通るほど柔らかく、中まで出汁が完全に染み込んでいます。口に運んだ瞬間、大根の甘みと紀文の出汁、そして隠し味の鷹の爪のピリッとした辛みが一体となり、言葉を失うほどの旨さが広がります。相棒も「これはめちゃくちゃ味が染みてて旨い!」と大絶賛。続いて、丸太から引き抜いた焼き立てのシシャモを頭からかじります。焚き火の遠火でじっくりと時間をかけて焼かれたシシャモは、ガス火で焼いたものとは完全に別次元の仕上がりで、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらとしていて旨味が凝縮されています。ALPHA TECは「焚き火、冷酒、おでん、そしてこのシシャモ。これ以上の贅沢はないですね」と、最高の料理と酒、そして相棒との楽しい会話に酔いしれながら、キャンプの夜を心から満喫します。
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