【完全版】ガソリン1L350円のニュージーランドをキャンピングカーで一周したリアル
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この動画について
チキューギ.によるカップル(ファミリー向け)海外キャンピングカー旅の完全版。ニュージーランド南島のクライストチャーチを起点に北島オークランドまで、ハイエースバンコンを相棒に春〜初秋の約3週間を旅した記録。ミルフォードサウンド・マウントクック・トンガリロ国立公園など世界遺産を巡りながら、車内での自炊生活やキャンプ場の予約システム、トレッキングの実態を詳細にリポートしている。物価高・ガス欠・雪道走行など複数のトラブルとその対処法も包み隠さず紹介。
キャンプのポイント・コツ
- 注意点DOC管理のキャンプ場は事前予約制のため公式サイトで手続きを行う
- ギアハイルーフのバンコンなら天井板を滑らせて上段ベッドを展開できる
- 注意点出発前にLPGガスタンクの残量が満タンか必ず確認するのがコツ
- テクニックコース閉鎖に備え現地状況の確認と柔軟なルート変更がポイント
- 料理給水ポンプと2口ガスコンロ付きの車内キッチンで快適に自炊できる
紹介ギア・グッズ
- ハイエースバンコン「Happy 3ST」(Lucky Rentalsレンタル)
- シングルバーナー(CB缶対応)
- 電気ヒーター(キャンプ場レンタル)
- レインウェア
- 雪中キャンプ用「ブラックベース」
動画の詳細解説
※ 動画の内容をトピックごとに整理してまとめています。
ニュージーランド上陸とキャンピングカー旅の幕開け
チキューギ.は成田国際空港から出発し、約11時間のフライトを経てオークランドに到着しました。そこから国内線に乗り継ぎ、約1時間20分かけて南島の拠点であるクライストチャーチへと向かいました。到着後、シャトルバスでレンタカー会社「Lucky Rentals」へ移動し、今回の旅の相棒となるハイエースのバンコン「Happy 3ST」をレンタルしました。レンタル料金は12日間で約222,000円(保険フルカバー、ヒーターオプション込み)です。チキューギ.は、ニュージーランドの交通ルールが左側通行・右ハンドルなど日本と多くの共通点があり、非常に運転しやすい国であると語っています。\nしかし、旅のスタート直後に直面したのが物価の高さでした。ガソリンスタンド「Mobil」で価格をチェックすると、レギュラーガソリンが1Lあたり約355円、ディーゼルにいたっては約390円という驚きの高値でした。チキューギ.は「1リッター350円はえぐい、やばいな」と今後の旅費に不安を隠せない様子でした。その後、ニュージーランド3大スーパーの一つである「ニューワールド」で買い出しを行いました。水や食材をまとめ買いし、ニュージーランドのご当地レモン炭酸飲料「L&P」や、国民的ビール「スパイツ(Speight's)」などを購入。初日は移動の疲れを癒やすため、ゲストハウスに宿泊し、ミホが大好きだというオーストラリア産の白ワイン「ジェイコブス・クリーク」と、すっきりマイルドな味わいの「スパイツ・ゴールドメダルエール」で、これからの旅の成功を願って乾杯しました。
テカポ湖の美しさと徹底されたキャンプ場管理システム
旅の2日目、チキューギ.はクライストチャーチからマウントクックへと車を進めました。道中、目の前に現れたテカポ湖の美しさに言葉を失いました。テカポ湖が「ミルキーブルー」や「ターコイズブルー」と呼ばれる独特の鮮やかな青色をしている理由は、氷河が山を削って生み出した岩石の粉(石粉)が水中に大量に浮遊し、太陽の光を反射しているからだそうです。チキューギ.はその非現実的な青さに感動しながら、目的地の「ホワイト・ホース・ヒル・キャンプグランド」に到着しました。\nこのキャンプ場は、ニュージーランド政府環境保全省(DOC)が管理しており、南島で「絶対に一度は泊まるべき聖地」と称される人気の場所です。利用料金は1泊1人20ドル(約12,000円/3泊分)。キャンプ場の利用は100%完全事前予約制となっており、DOCの公式サイトから予約と決済を済ませる必要があります。現地には管理人が常駐しておらず、チェックイン手続きもありません。その代わりに、予約時に入力した車のナンバープレートを、キャンプ場入り口に設置されたカメラが自動で認識し、未払い者を厳格にチェックする自動ナンバープレート認識システムが導入されています。さらに、レンジャーによる定期的な巡回もあり、不正な宿泊は不可能な仕組みになっています。敷地内には、山奥とは思えないほど清潔な水洗トイレ(オートライト付き)や、飲料可能な水道が完備されており、チキューギ.もその快適な環境に大満足の様子でした。
キャンピングカー「Happy 3ST」の驚くべき快適性とルームツアー
チキューギ.は、マウントクックのキャンプ場で、今回レンタルしたキャンピングカー「Happy 3ST」の詳細なルームツアーを行いました。この車両はハイエースをベースにしたバンコンタイプで、コンパクトながらも車内にはリビング、キッチン、バス・トイレ、ベッドルームの機能がすべて詰め込まれています。\nまず、後部座席のソファスペースは、シート下の収納からスライド式の板を引き出し、その上にクッションを並べるだけで、簡単に広々とした下段ダブルベッドが完成します。さらに、この車両はハイルーフ仕様になっており、天井部分の板をスライドさせて引き出すことで、大人2人が十分に寝られる上段ベッドも展開可能です。チキューギ.が実際に上段ベッドに寝転がってみると「めちゃくちゃいい、気持ちいい!子供の頃の秘密基地みたいでワクワクする」と大興奮でした。\nキッチンエリアには、2口のガスコンロとシンクが備わっており、水ポンプのスイッチを入れることで、70Lの水タンクから給水された水が勢いよく流れ出します。車内には冷蔵庫も完備されており、冷えたビールや食材を保管するのに非常に便利です。さらに、車内上部の収納スペースには、鍋やフライパン、ケトル、包丁、トングなどの調理器具から、皿やマグカップなどの食器類までがすべて無料で完備されていました。後部の扉を開けると、トースターや電気ケトル、そしてトイレの汚水タンクが収納されており、人生初のキャンピングカー体験にチキューギ.は感動しっぱなしでした。
マウントクックの絶景トレッキングとLPGガス充填の洗礼
マウントクックでの最初の朝、チキューギ.はトレッキングに出発しました。当初予定していた大人気コース「フッカーバレー」へ向かおうとしましたが、コースの途中にある「フッカーブリッジ」が工事のため完全に閉鎖されているというハプニングが発生しました。急遽ルートを変更し、往復約40分で手軽に行ける「ケアポイント」と「アルパインメモリアル」を目指すことにしました。アルパインメモリアルは、過酷なマウントクックの登山で命を落としたクライマーたちを追悼するために建てられた石造りの慰霊碑です。そこからは、雲一つない快晴のもと、標高3,724メートルのニュージーランド最高峰「アオラキ・マウントクック」の雄大な姿を間近に望むことができ、チキューギ.は「本当に素晴らしい景色だ」と深く感動していました。\nしかし、キャンプ場に戻ると新たな問題が発生しました。朝食の準備をしようとしたところ、キャンピングカーのガスコンロの火が急に弱くなり、消えてしまったのです。本来なら満タンで貸し出されるはずのLPGガスタンクが、レンタカー会社のミスでほぼ空の状態だったことが判明しました。チキューギ.はガスを充填できる場所を探すため、車で1時間かけて最寄りのガソリンスタンドへ向かいましたが、そこでは「タンクの交換しか対応しておらず、充填はできない」と断られてしまいました。ニュージーランドではLPGを充填できる場所が極めて限られているため、チキューギ.は急遽、小さなスーパー「フォースクエア」でカセットボンベ(CB缶)を1本約600円で購入し、持参していたシングルバーナーを使って調理を乗り切ることにしました。
ワナカ湖の美しいキャンプ場と絶品ミートパイとの出会い
LPGガスのトラブルを乗り越えたチキューギ.は、次なる目的地である南島の美しい湖畔の街、ワナカへと移動しました。ワナカは、リゾート地としての華やかさと、お洒落で落ち着いた田舎町の雰囲気が見事に調和した、南島屈指の美しい街です。チキューギ.はまず、地元の人々や旅行者に絶大な人気を誇るデリカフェ風レストラン「BIG FIG」でランチを楽しみました。ここでは、じっくり時間をかけて煮込まれた肉料理や、新鮮な野菜をふんだんに使ったヘルシーな中東風(ミドルイースタン)の料理を味わうことができ、チキューギ.も「めちゃくちゃ美味い!」と大絶賛でした。\nその後、ワナカの街のすぐ近くにある「マウント・アイアン・トラック」でハイキングを楽しみました。このコースは全長約4.5km、標高差約250mで、往復約1時間半で周回できるお手軽なルートです。山頂からは、ワナカ湖と周囲 of のダイナミックな山並みを360度見渡すことができ、コスパ最強の絶景スポットとしてチキューギ.もお気に入りの様子でした。\nこの日の宿泊先は、大自然に囲まれた「マウント・アスパイアリング・ホリデーパーク」です。利用料金は1泊約6,200円(62NZドル)。今回は電源付きの「パワードサイト」を予約したため、車内に外部電源を接続することができました。これにより、別料金(約1,500円)でレンタルした電気ヒーターを車内で使用できるようになり、夜間の厳しい冷え込み(最低気温2℃)の中でも、暖かく快適に過ごすことができました。夕食には、ミホが特製のナポリタン風パスタとチーズオムレツ、人参スティック、アボカドを準備してくれ、キンキンに冷えたビールで乾杯し、静かな湖畔の夜を満喫しました。
雨のカスケードクリークと神秘的な密林ハイキング
旅はさらに南下し、フィヨルドランド国立公園へと向かいます。チキューギ.がこの日目指したのは、鬱蒼とした森の中に佇む「カスケードクリークキャンプ場」です。利用料金は1泊大人1人18ドル(約3,600円/泊)で、DOCが管理する予約必須のキャンプ場です。\nキャンプ場に到着した時はあいにくの雨模様でしたが、チキューギ.はレインウェアを着用し、近くにある「レイク・ガン(ガン湖)」のハイキングコースへと出発しました。一歩森の中に入ると、そこはまるで映画『ロード・オブ・ザ・リング』の世界に迷い込んだかのような、神秘的な光景が広がっていました。地面から木々の枝に至るまで、一面が青々とした苔に覆われており、巨木が立ち並ぶジャングルのような密林です。チキューギ.は「ただ歩いているだけなのに、この高揚感はすごい。鳥のさえずりも心地よくて、本当に癒やされる」と、雨のハイキングを心から楽しんでいました。\nハイキングを終えて車内に戻ると、外はさらに雨風が強まり、嵐のような天気になりました。しかし、キャンピングカーの中は完全に別世界です。チキューギ.は、車内のガスコンロ(CB缶バーナー)を使って、ミホが作ってくれた温かいキノコクリームパスタをハフハフと頬張りました。外がどれだけ荒れていても、車内に入れば暖かく、安全で快適に過ごせるキャンピングカーの利便性を痛感し、チキューギ.は「天気が悪くても、この安心感の中で生活できるのは本当に幸せだ。キャンピングカーの旅を選んで本当によかった」と、そのありがたみを噛み締めていました。
世界遺産ミルフォードサウンドの圧倒的な大自然と恐怖の洗礼
翌日、チキューギ.は世界遺産「ミルフォードサウンド」へと向かいました。ミルフォードサウンドへ陸路で行くための唯一のルートである「国道94号線」を進むと、途中にニュージーランドで最も有名で象徴的な「ホーマートンネル」があります。このトンネルは標高945mに位置し、全長1.2kmの手掘りの岩肌が露出した一車線のトンネルで、約10分ごとの片道交互通行となっています。トンネルを抜けると、そこは前日までの景色とは一変し、一面が真っ白に雪化粧された別世界の雪山が広がっていました。外気温は0℃まで急降下し、ノーマルタイヤのキャンピングカーでの雪道運転に、チキューギ.は「まさかここまで雪が積もっているとは思わなかった、大丈夫か?」と緊張を隠せませんでした。\n無事に難所を切り抜け、今回の旅で最もラグジュアリーなキャンプ場「ミルフォードサウンド・ロッジ」に到着しました。ここはわずか20区画限定のプレミアムなキャンピングカー専用電源サイトで、料金は2泊とクルーズ、ランチパック込みで総額690NZドル(約69,000円)という超高額ですが、予約が取れないほどの大人気施設です。\n翌日は、待望の「ミルフォードサウンド・クルーズツアー」に参加しました。あいにくの大雨と強風でしたが、チキューギ.は「このツアーは雨の日の方がいいかもしれない!」と語ります。なぜなら、雨が降ることで、周囲の1,000mを超える断崖絶壁から、無数の巨大な滝が激しく流れ落ちる、圧倒的にダイナミックな光景が見られるからです。落差162mの「ボーエン滝」や、海面から一気に1,692mまで突き出る「マイターピーク」の迫力は圧巻でした。船が滝のすぐ近くまで大接近するサービスでは、凄まじい風圧と水しぶきを全身に浴び、チキューギ.は「冷たい!痛い!でも最高!」と、大自然の洗礼を全身で楽しんでいました。
旅のクライマックス!北島トンガリロ20kmの過酷な大縦走
南島での冒険を終えたチキューギ.は、ニュージーランド北島へと移動しました。オークランドで新しいキャンピングカー(新車のハイエース)をレンタルし、オセアニア最大級 of の淡水湖である「タウポ湖」を経由して、世界遺産「トンガリロ国立公園」へと向かいました。宿泊先は、雄大な火山群を望む「ディスカバリーロッジ・トンガリロ」です。\n旅の締めくくりとしてチキューギ.が挑戦したのは、世界最高峰の日帰りトレッキングコースと称される「トンガリロ・アルパイン・クロッシング」です。このコースは、現在も活動を続ける活火山帯を縦走する全長20.2km、所要時間約8時間の非常に過酷なルートです。朝7時、気温4℃の極寒の中、チキューギ.は「えいえいおー!」の掛け声とともに出発しました。\n最初の難所は、通称「デビルズ・ステアケース(悪魔の階段)」と呼ばれる、標高差約300mを一気に登る急坂です。火山特有 of の砂利と岩場、そして前日に降った雪が凍結した滑りやすい足元に苦戦しながらも、チキューギ.は一歩一歩確実に登り進めました。登り切った先にある「サウス Crater」を越え、さらに過酷な急斜面のガレ場を登ると、ついにコース最高地点(標高1,886m)の「レッドクレーター」に到達しました。そこからは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の「滅びの山」のモデルとなった「ナウルホエ山」の完璧な円錐形の全貌や、息をのむほど美しいエメラルドグリーンの湖「エメラルドレイクス」、そして神聖な「ブルーレイク」の絶景を眼下に望むことができ、チキューギ.は「言葉にならない、本当に夢のような世界だ」と、過酷な道のりを乗り越えた達成感に浸っていました。下山ルートでは、膝の痛みに耐えながらも無事に完歩を達成し、キャンプ場に戻ってから、美しい夕日を眺めながら温かいカップラーメンとおにぎりで、3週間にわたるニュージーランド・キャンピングカー旅のフィナーレを飾りました。
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